インプラントのスプリッティング法について

インプラントのスプリッティング法について

インプラントとは、歯を失った人の最新の治療法。
そんなイメージが強いですよね。
しかしインプラントがスウェーデンで発祥し、すでに40年近い年月が経過しています。
その間に、インプラントの治療も、どんどん進化しています。

 

例えば、インプラントの治療でドリルで穴が開き、大量の出血をしたなんて話を聞くと、インプラントの治療は怖い。
そう思ってしまいますよね。
確かに、従来はインプラントを埋め込むため、骨をドリルで削っていました。
そのため、歯科医の手元が狂い、事故につながる、そんなケースがあった事は事実です。

 

しかしながら、最新のインプラント治療では、スプリッティング法と呼ばれる治療法が行われています。
スプリッティング法では、ドリルで骨を削らないで、インプラント治療を行う事が可能です。
そして骨を削らないため、治療中に出血もせず、痛みや腫れも軽減されました。

 

では、スプリッティング法では、骨を削らずに、
どうやってインプラントを埋め込んでいるのでしょうか?
まず、骨を埋め込むための骨穴を形成します。
そして、小さな穴を開け、そこに骨を広げる器具を挿入します。
骨を広げるという言葉に、違和感を持つかもしれません。
ですが、骨には弾力があるため、ゆっくり押し広げると、小さい穴がどんどん大きくなっていきます。

 

このスプリッティング法のメリットは、痛みが少なく、安全性が高まっただけではありません。
従来の骨にドリルで穴を開ける方法では、4ミリのインプラントを埋め込むためには、骨幅は6ミリは必要でした。
しかし、個人によっては6ミリ骨幅を確保できない人も少なくなく、
その場合は骨幅を増やすGBR法という治療が必要となりました。
ですが、スプリッティング法なら骨幅が6ミリない人でも、
そのままの状態でインプラントを埋め込む事が可能です。